幼稚園年長2 K式発達検査また専門機関へ行くことを考え始める。が、色々幼稚園の行事が忙しく、ちょっとその問題は後回しになってしまった。 行事も一段落した11月ごろ、もう一度先生に、息子のどこが気になるのかを聞きなおした。 そして、専門機関へ行こうと思うと、先生に伝える。 先生の方でも、思い当たる専門機関を紹介してくださった。 が、また年少の1学期のような、納得できない、スッキリしない診察をされるのは嫌だったので、自分でも友人に聞いたりして決めた。 少し遠いけど、それで良い診察が受けれるなら。。 予約の電話を入れたが、もう年内はいっぱいで、1月の下旬の予約になってしまった。 専門機関に、息子の様子をきちんと伝えたいので、 先生に、どのような点が気になるか、園での様子などを書いてくださるようお願いした。 ようやく1月になり、受診の日となる。 何をしに行くのか・・という説明には、 「もうすぐ小学生になるから、ちょっとお勉強しにいくんだよ」と伝えた。 「K式発達検査」を受ける。 傍でワタシも見ていたが、息子は喜んでやっていた。 「楽しかった!」 とも言う。 ・・・・・・・・・・・・ 「K式発達検査」では、全体的な知的レベルは高いが、認知面(情報処理)でのアンバランスが見られるという事がわかる。 ・目からの情報には強いが、耳からの情報の処理は苦手。 →視覚優位型 ・言語的な知的側面が弱く、ここだけ取り出すと、ボーダーライン。 ・眼球運動に問題があるため、物を探す事や集団など刺激が多い所で周りを見ての判断が苦手。 ・人の動作よりも物の方に興味を持ちやすいため、人に注目できず、悪気はないが対人トラブルになりがちなのではないか。 との報告を受けた。 「苦手な事はあっても、真面目でよく指示に従おうとするお子さんです。 本人の得意・不得意を周りがよく理解して、対応していくことで、 十分通常学級の中で伸びるタイプのお子さんと見受けられます」 とも言われた。 色々と、今後のアドバイスもいただいてきた。 「大体、こういう状態は気づかれる事も少なく、誤解されて過ごす子が多い」 と言われた。 まだ「障害」という言葉は使われなかった。 でも、いわゆる「普通」じゃないんだろう・・とは感じた。 ワタシは、きっと勇気を持ってワタシに相談してくださっただろう、幼稚園の先生方に感謝した。 気付けてよかったんだ・・。 障害とは認識しなかったけど、そういう気持ちになった。 医師の診察も検査の後に受け、帰ってきた。 夫には検査に行った事も、結果も伝えなかった。 何度も伝えようと思ったけど、なかなか言い出すきっかけもつかめず。。 息子の今後について、後日連絡が入った。 就学し教科学習も始まってから、もう一度検査を受ける事をすすめられる。 その専門機関は未就学児専門なので、他の専門機関を紹介される。 どちらも遠かった・・。 調べてみると、「軽度発達障害」だの「学習障害」だのいう言葉が並んでいる。 それらの症状を読むと、まさに息子の結果報告と重なるじゃない。 ・・・・え??? 「これは障害?」 ワタシはそこで初めて「障害なのか?」と、深く心に疑問に思ったんだと思う。 |